日本で大流行する前に!今から自宅でできるトコジラミ対策

韓国で大流行しているトコジラミですが、いつ日本に感染が広がってもおかしくありません。しかも、日本人の韓国への旅行者は年々増えており、旅行者が持ち帰って日本に入ってくる恐れもあります。

多くの害虫や害獣の活動が減少する冬ですが、なんとトコジラミは寒さには全く影響せず繁殖します。そのため、早めの対策でしっかり予防しておきましょう。

そこでこの記事では、韓国で流行っているトコジラミの特徴やどんな場所に潜んでいるのか?予防するための対策について解説します。自分や家族が海外旅行に行く予定の方や、トコジラミの危険性を認識している方はぜひ参考にしてくださいね。

目次
トコジラミとは?

カメムシの一種で体長5〜8mmの茶色の平たい楕円形が特徴
夜間や暗い場所で活動するのが基本
刺されると?:刺されたときには気づかない。人間の血を吸ったあとに現れる、眠れないほどの激しいかゆみが現れる
侵入経路:海外からの旅行者の荷物に紛れ込んで移動する

寒さにも強いトコジラミは繁殖力が脅威的!

トコジラミは脅威の繁殖力の持ち主で、寒さにも強いのが特徴。うっかり家に持ち帰るなんて何がなんでも避けたい害虫の1つです。

血をまだ吸っていない無吸血の場合でも、2〜3ヶ月は生存可能なので旅行者の荷物などに付着してそのまま移動してきます。しかも、気温0度でも最低6ヶ月は生き延びるため、寒さにも関係なし!

エアコンやクーラーなどで1年中過ごしやすい日本の室内で生息しやすい害虫といえます。

宿の壁に密着したベッドや家具の隙間などをあらかじめ調べる

トコジラミが好む場所

・ベッドの周り
・ヘッドボードと壁の間
・ベッドのマットレスの縫い目や布の重なり部分
・カーテンの折り返し部分
・壁紙の裏側や壁紙と幅木との間
・タンス・引き出しの裏

50度・1分以上で死滅!高温スチームで駆除しよう

トコジラミを死滅させるには、50℃で30分・60℃で10分・80℃なら5分・100℃で数秒の熱と時間が必要です。簡単ではないですよね。しかも天日干しの温度では死なないため、黒いビニール袋に入れて袋内の温度をしっかり上げて駆除する必要があります。

衣類やマットレスを洗浄しただけでは死滅しないため注意が必要です。またトコジラミが繊維の奥深くに入り込んでいれば直射日光から逃れて死滅しません。

トコジラミの卵は79度・5分以上で死滅!

成虫のトコジラミは上記のような温度と時間が必要ですが、トコジラミの卵はそれよりもさらに高い温度が必要です。乾燥機があれば、60〜80度で30分以上乾燥加熱すれば駆除できます。乾燥機がなければ、スチームアイロンなどでスチームや蒸気などを当てるのも効果的ですよ。

防虫シートや殺虫剤を用意する

トコジラミへの虫よけ成分として2015年に日本で承認されたイカリジンが、対策におすすめです。イカリジンが配合された殺虫剤や、防虫剤で予防するのが効果が高くおすすめ!

持ち運びやすいミニスプレータイプの虫よけスプレーも販売されているので、ぜひ試してみてくださいね。また、普段からダニやマダニを寄せ付けない防虫シートをしようするのもおすすめです。

布団の下に敷いておくだけで3〜6ヶ月ほど害虫を寄せ付けにくくなるため効果的ですよ。

電気をつけたまま寝る

トコジラミは、主に夜間活動します。狙われやすいのは腕や足など就寝中に肌が出ている部分です。暗い場所を好んで生息するため、就寝中に暗くしないのも効果的な方法の1つです。

アイマスクなどをして入眠しやすい対策をしながら、トコジラミが活動しないよう対策できます。

害虫駆除専門業者に防虫を依頼する

トコジラミを実際に発見したり、事前にしっかり駆除・予防しておきたいならやはりプロにお任せするのがおすすめです。強いかゆみや赤みの伴った腫れで苦しむ前に、早めにプロの駆除業者に依頼できます。

プロの害虫駆除業者は、専門知識はもちろん、一般家庭では入手できない特殊な薬剤やスチーマーをしようして駆除してくれます。また的確なアドバイスももらえるので、1度相談して見るといいですよ。

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トコジラミ対策でできること

・宿の壁に密着したベッドや家具の隙間などをあらかじめ調べる
・50度・1分以上で死滅!高温スチームで駆除しよう
・防虫シートや殺虫剤を用意する
・電気をつけたまま寝る
・害虫駆除専門業者に防虫を依頼する

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